ルカの間違い英語ヒストリー(ER10-05 ほか)
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~「そんなのカンタンだよ」と言いたいルカ、訂正するウィーバー~
Luka;
It's a piece of pie!
「’ピース・オブ・パイ’だね」
Weaver;
'Cake'.
「’ケーキ’でしょ」
ルカは piece of cake (「とても^簡単な[易しい・容易な・楽な・たやすい]^こと[仕事]、わけないこと」etc)というイディオムの最後の「ケーキ」を「パイ」と覚えていて、間違いをウィーバーに指摘されている。
英語が母国語ではない異邦人の彼には、「ちょい間違い英語担当」として登場した第六シーズンから数々のシーンが与えられてきた。同じ「ガイジン」の身として、それらは格別印象に残っている。
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6-13 "Be Still My Heart" (「誰よりも君を愛す」)
~バレンタインのハート型キャンディに書いてある文句を読み上げるルカ。
cutie という単語の発音を間違えている~
Luka:
'カティー Pie'.
Carol:
That's 'Cutie Pie'.
「キューティ・パイよ」
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8-2 "The Longer You Stay" (「長居は禁物」)
~アビーと別れることになる大ゲンカの中で~
Luka:
Why do you have to make such a big problem out of everything,
like you have an insect in your anus?
「どうしていちいちつっかかるんだよ(意訳)、”オシリの穴に昆虫が”いるみたいにさ」
Abby:
OK. It's 'bug up my ass', Luka. 'BUG UP MY ASS'.
You can insult me if you at least get words right.
「”ケツの穴に虫”よ。侮辱するならちゃんと覚えてからにしてよね」
(have a bug up one's ass....."to be very touchy or irascible,
especially about wanting to do things ones own way" 「(特に物事を自分の流儀でやろうと)非常にいらついたり短気な状態」 )
ルカ...(苦笑)。かなりお下劣系のイディオムの、bug をinsect、ass を anusと、それぞれ「丁寧?バージョン」に置き換えて覚えてたというわけだ。ただし実際にはガイジンでもあまりこういう間違いはしないと思うけど・・。
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8-17 "Bygones" (「過ぎ去ったこと」)
~テーブルで和みつつビールを飲んでいるアビーに~
Luka:
Hey, what's the expression, Couch Tomato?
「そういうのなんて言うんだっけ、カウチ・トマト?」
Abby:
Potato. And I'm at the table.
「ポテトよ。それに私は(カウチではなく)テーブルにいるんだし」
「カウチポテト」を「カウチトマト」(笑)。しかし、医学用語をスラスラこなすヒトが犯す間違いにしては初級すぎてちょっとどうかな。現実味ないような・・。
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9-5 "A Hopeless Wound" (「はかない望み」)
~ナースたちと険悪なルカ~
Luka:
If your boots fit!
Abby:
Shoes.
これについては、以前こちらで書いてます)
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9-18 "Finders Keepers" (「異常事態」)
その日の気まずかった場面(カーター、アビー、ルカが3人で乗ったエレベーターシーン)に触れるルカ。
Luka:
I didn't mean to be nosy before. Just making little talk.
「さっきは別に詮索するつもりじゃなかったんだ。ただ リトル・トークでも、と」
Abby:
'Small talk'.
「"スモール・トーク"よ」
(small talk...おしゃべり、雑談、世間話、よもやま話、無駄話)
リトルとスモール。これはガイジンなら間違えやすい、かもしれない。このブログのURLはここから拝借。
・・・私の記憶にあるだけでもこんなに!これらには共通点があって、それは現在までのところ、彼が英語を間違えるシーンの相手はキャロルなりアビーなり必ず女性であるということ。何か意味があるんだろうか(ただし、11シーズンではカーターとの会話で間違える場面があり、法則は遂に破られることに)。
この他にも英語の意味が分からなくて訊ねるとか、患者たちからアクセントを指摘されるとか、「ルカと英語」のネタはまだまだありますです。