ER10-08 「悪夢再び」 ("Freefall")
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ロマノの降板回だけど
何と言うか
あんまりすぎる仕打ちだ。
9シーズンで腕を失わせたのがそもそも間違いで(外科医、なのだよ!)、その後キャラクターとして使えなくなってしまったので降板、という流れはストーリー展開の完全なミスだと思うけど百歩譲って仕方がないとする。
しかし、去り方がコレですか? 冗談としては全然笑えないし、趣味悪いと思う。
ヘリの事故映像シークエンスははさすがにすごい技術だったと、特撮。お金かかってます。でもねえ。ロマノ:「うわあああああ!("Nooooooo!")」のあの一瞬だけは、あまりにあまりすぎてショックというより笑ってしまった(罪悪感つきで)。ほとんどコメディでは?
そして、現実にああいう事故があったら・・と考えるとドラマとはいえという突っ込みどころ多く、そういう部分が気になってストーリーにはほとんど入り込めなかった。
例) ロマノの姿がないことに事故からしばらくたつまで誰も気づかないし、いないことが発覚しても「どこどこにいると思ってました」「いや、私はそっちにいるのかと・・」でケリー&アンスポーの会話が終わっちゃうとか。スタッフ全員の所在&安全確認って、常識で考えてまずすることじゃないだろうか。
その2) チャックはヘリに乗らずに助かった。良かった!、のだけど、ヘリの離陸から事故後しばらくして下(ER)に降りてくるまでどこにいたのだ? 屋上に残ったようには見えなかったし(残ったんだろうけど)。
その3) 落っこちた直後からアビーやスーザン、その他大勢の病院スタッフがが機体残骸のすぐそばで救助&治療活動をしていたけど、熱くないのかと。爆発炎上したヘリだよ?たとえ火が消えても「余熱」がかなりあるんじゃ・・。
とにかくERのこのハナシは今や完全にジョークのネタになってしまっていて、海外掲示板などでは他の番組の感想を話すのに「ひどいドラマだねー、なんだよこの展開」「・・・でもヘリは落ちてこないし」みたいに引き合いに出されているのをよく見かける。それも仕方ないなあ。
(事故以外)
コバーン先生にキット(ICUナース)! ずいぶん久しぶり!
シリアスに見えたオープニングの結末にはヤラレタ!大笑い。あんなに精巧なダミーが実際にあるんだ?すごい。
「ターダッケン ("Turducken" )」という料理、アメリカの感謝祭にはフツーのメニューなんだろうか? はじめて見た。「チキンをダックに詰め、それをターキーに詰める」。うわ。聞いただけで胸焼けしそう(笑)。
ルカは相変わらずの「強引グ・マイウェイ」ぶりだったエピソード前半。どうしても患者をICUに入れようと必要のない抑制・・。事故が起きてからの活躍ぶりはナイス。そして水に濡れた姿もまたオイシくてポイントも倍増!眼福眼福。
・・ほーらね、と先週から予想はついていたことながら、アレックスが感謝祭ディナーに呼びたい「友達」はやっぱりルカだった。小生意気さは相変わらず。
カーター、久しぶり~。でも、ヒゲ姿なので記憶から抹消(笑)。ケムもチラッと初登場。
アビーとプラットは有能さが強調される。でもアビー、チャックに挿管しようとしている時、口元の吐瀉物を触ってその指でそのまま自分の前髪を耳にかけた~~。
だから、医療現場で働く人たちは髪をきっちりまとめる必要があるんだってば(ね、サム?)。
スーザンから花束を預かった時のフランクの一瞬の表情が最高だった。ぶわははは。